一人一台端末に向けた高校の課題
- 田中
- 2022年2月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年12月1日

GIGAスクール構想
一人一台端末の環境整備の実施状況ですが
高校は、小中学校に比べて遅れているそうです。
それに対して
1月11日、末松文部科学省は
この環境整備が遅れている8県の知事に
電話で対応を求めたことを明らかにしたとか。
この端末における環境整備問題
私の身近では
端末を学校で統一して買わせるか
自前端末を使わせるか
という点で議論になる事が多いです。
自前端末を使う所謂
BYOD(Bring Your Own Device)
以前私が勤めたことがある学校では
iPadを自前で生徒に買ってもらい授業で使っていましたが
生徒がiPadを壊してしまった時の保証が
人それぞれで、復活に時間がかかってしまったり
アプリを授業でDLしようとしたときに
セキュリティがかかってがDL出来なかったり
1人1人の設定が異なるので
一斉に授業で使うのに時間がかかったり
などなど
運用にあたって何度も授業を
中断する事がありました。
私個人としては、
学校で同じ端末を揃え、かつ、
MDM(Mobile Device Management)
というアプリのダウンロードなどを管理する
システムを入れて使うやり方が
安全面も確保できて良いのかなと思っています。
しかし、MDMを入れた端末を揃えるとなると
8~10万円前後は端末費用がかかるので
この費用がネックになってしまいがちです。
安価で済ますことのできるBYODと
安全性が確保されるMDMの入った統一端末
学校はこの両極を見ながら
どのようなやり方が良いのか
最適解を模索中といった状況です。
iCT教育の遅れている日本において
一体どれだけ先を見越して
今後の教育体制を構築していくのか
大変、楽しみではあります。